10月7日、洲本市内の小学校へ伺い、海と環境、そして海辺の砂浜に住む「シロチドリ」をテーマとした環境学習を実施しました。
ちどり隊がこの学習で大切にしているのは、「身近な自然に親しみ、地域への愛着を持つ」ことです。自分たちの住む場所に素敵な海があること、そこにたくさんの植物や生き物がいて、シロチドリも生きていること。すべてが繋がっている自然の中で、ちどりと一緒に生きるために自分たちに何ができるのかを、子どもたちと考えることを目的としました。
ビーチに移動し、漂着帯に生きる生き物を観察しよう!
学校の近所の海に移動すると、朝から6羽ほどのシロチドリが私たちを出迎えてくれました。
子どもたちは双眼鏡を上手に使いながら、初めて見るちどりに感動の声をあげました。驚かせないようにゆっくり近付くことや、もし見失っても急いで追いかけないことなど、少しずつ「ちどりとの距離感」を学びながら、じっくりと観察することができました。
この日はシロチドリだけでなく、一緒に過ごすメダイチドリの姿も確認できました。さらに、ミサゴ・カワウ・トビ・アオサギなど大きな鳥たち、そしてセキレイやモズの鳴き声に耳を澄ませ、イソヒヨドリの大群など、たくさんの鳥に出会うことができました。


海浜を観察して、面白い漂着物を探そう!
虫に詳しい竹田先生と一緒に浜を歩き、鳥以外の生き物や植物にも目を向けた観察も行いました。スズメガやキアゲハの幼虫を捕まえて観察したり、海岸に咲くハマゴウの香りに癒されたりと、五感をフルに使って自然の豊かさを感じました。
帰り道は、浜の漂着物を観察しながら、みんなでビーチクリーン活動を行いました。


学校に戻ってからは、イズを交えながら、淡路島に生息するちどりの種類や、絶滅危惧種となっているシロチドリの生態、減少している現状について基礎知識を学びました。
また、ちどり隊メンバーであり、切り絵アーティストのまふゆさんから、ビーチクリーンの活動をなぜ始めたのか、続けている理由、ちどりとの出会いについてお話いただきました。「美しい浜がきれいになるのが嬉しい」と活動を継続することで、浜が綺麗になったり、地元の方々がビーチクリーンしてくださったり、仲間が増えたりと、さまざまな変化が起こっていったそうです。
子供達にも、自分の周りの世界の素敵な場所や、生き物たちたくさん知って大好きになってほしいと想いを語りました。

子供たちの感想
子どもたち一人ひとりから、今回の学習で感じたこと、ご家族に伝えたいことを教えていただきました。
⚫︎シロチドリに会えて嬉しかった
⚫︎自然の大切さが分かった
⚫︎写真ほどもふもふしてなかったけどとてもかわいかった
⚫︎オスとメスの違いを教えてあげたい
⚫︎鳥が大好きでシロチドリを観察できて良かった
⚫︎生き物や自然で私たちにも守れるものがあると分かった
⚫︎海に行ったらゴミ拾いをしたい
⚫︎おなかが白かった
⚫︎見本の卵とシロチドリがおもしろい・すごい
⚫︎ゴミ拾いをしたらシロチドリも卵も住みやすいと思う
⚫︎生き物がたくさんいて楽しかった
⚫︎たくさんの鳥がいてすごかった
⚫︎白と茶色でかわいくて足がはやかった
⚫︎シロチドリに近づきすぎると逃げるので近づきすぎない
⚫︎チドリに色んな種類があることをママに伝えたい
⚫︎海がきれいだった
⚫︎まん中にゴミが落ちていた
⚫︎またチドリを見に行きたい
⚫︎行く時は絶対下を見て歩いてとお家の人に伝えたい
こうした学習を通じて、子どもたちに地元の海の環境を知ってもらい、そこから親御さんたちやその周りへも伝わり、海の魅力を再発見したり、チドリを見守る地域の人たちが増えていくことを願って活動しています。
ちどり隊では、海に囲まれた淡路島の中でこれからを生きる子どもたちみんなに、ちどりを知って頂く機会を作りたいと考えています。私の学校にも来てほしい!子どもの学校にも来てほしい!などあればぜひ教えてくださいね。